BOYはカットだけでしょ！　　なんて言わせない！

私たち、カラーリングにもかなりこだわって施術をしています。

まずはカラー剤へのこだわりから・・・

今、美容業界で使用するカラー剤は山ほどあります。

私達は、その中から、色の発色、相性、そしてダメージ軽減をすべて兼ね備えているカラー剤、皮膚刺激にこだわったカラー剤、そして髪の表面にカラーをコーティングするマニキュアと呼ばれる酸性カラー剤など、いろんなこだわりの薬液を選んで取り扱っています。

お客様に使用するカラー剤の選定は、担当スタイリストが普段の頭皮状況、ご希望の色味、ヘアーのダメージ具合を見て、1剤の調合と、2剤のpHのコントロールをして決めているんです。

プロが行うカラーは、実は1剤で色を決めていますが、意外と2剤の選定も重要になってきますので、気になられた際は担当スタイリストにいろいろ尋ねてみてください。

毎回施術の度に見ていないようでお客様のヘアーの状態をしっかり見てカラー剤選定を行っていますので同じ色味の中にもいろいろ入っているかもしれませんよ！

皮膚刺激の少ないカラーは主にグレイヘアーの方へのカラーリングです。

私達が使用しているのは、ハーブカラーと言われるもので、ヘナ染めとはまた少し違ったカラー剤を使用します。

しっかりとカラー前に前処理をし、専用のシャンプーと頭皮トリートメントを用いて、頭皮状態を健やかに保つカラーリングです。

アルカリの強いホームカラーとは違って、髪の傷みや皮膚刺激も少なく、毎月染められる方へはとてもおススメなカラーとなので、是非こちらのメニューも担当スタイリストへご相談くださいね。

特に、抜け毛で髪のボリュームが気になったり、頭皮が傷んで普通のカラーができない方には、ぜひ一度体験していただきたいメニューです。

また、ヘアーマニキュアと呼ばれる酸性カラー剤は、カラーマニキュアとしても使用しますが、最近ではジアミンアレルギーの方へのグレイヘアー染めとして使用することが増えてきています。

カラー剤によるアレルギーでまったくカラーができない！刺激の少ないカラー剤でも、かゆみやかぶれが出て染めるのを諦めている方はこちらの酸性カラーを試されてみてはいかがでしょうか？

こちらのメニューは、直接頭皮につけないゼロテクニックという技術を用いて、コーティング剤であるマニキュアを塗布していきますので、

通常のカラーリングよりは少し時間はかかりますが、染まり上がりのツヤ感はカラー剤よりかなり出てくれます。

コーティングになりますので根元のふんわり感もかなり違っていて、もちろんこちらのカラー剤にはジアミン等全く入ってなくかぶれる心配もないので安心してご利用いただけます。

自然でキレイな色落ち感もあるので、徐々にグレーヘアを楽しんでいきたい方にも、ぜひオススメのメニューです！

次回は、カラーのテクニックのお話もしていきます！　乞うご期待！

私たちBOYGROUPスタッフは、全員美容学校を卒業後入社するのですが、入社後すぐにＢＯＹ社内アカデミーでこの形状記憶カットを学び始めます。

形状記憶カットとは、スライスをきちんと取りセクションのつながりなどを意識して、それぞれの方の骨格や髪のくせなどを考慮して造る「揺れ動いても、かき上げても、スーッともとに戻る髪」をカット技術です。

営業終了後に行なうＢＯＹアカデミーは、正確なシザーの動かし方の基礎コースから始まり、ベーシックなスタイルを学ぶベーシックコース、トレンドを生かしたスタイルをカットするトレンドコース、それぞれの方に似合った提案ができるパーソナルコースなど、上のコースに上がりながら、実践技術を何年も学び続けます。

このカットスクールや自主練習でカットするウィッグは、何と一人年間２０台以上！！

これは、私達がカットを学ぶときに大切にしていることです。

1.カットする姿勢をきれいに！正しい姿勢からキレイなカットは生まれる。

2.カットはハサミを持つ右手より、髪を持つ左手が大事。左手のガイドでカットは決まる。

3.カットはハサミを動かすリズムを大切に。リズムが髪の断面をきれいに作る

4.ショートはトップのボリュームとネープのタイトなしまりがポイント。

5.ロングやミディアムは髪の動きを考えることが大切。どこに流れるのかどこに落ちるのか。

6.人の骨格やくせは千差万別。しっかりくせや骨格を見てカットする

7.手はディティールを作る。目はトータルバランスを見る。

8.カットする前にまずイメージをつかむ。それぞれの方に似合ったスタイルを描く

9.良いカットを生み出すためにはコミュニケーションが大切。お話をしっかり聴いてスタイルを造る。

10.感性は誰にもある。カットのテクニックは美容師だけ。感性＋カットで専門技術を磨く。

私達のサロンでは、アシスタントやジュニアはもちろん、すでに人気スタイリストで活躍している人もいろんな技術を学ぶために、日々勉強を続けています。

そして・・・

このような学びの場から「揺れ動いても、かき上げても、スーッともとに戻る髪」“形状記憶カット”が生まれていくのです。